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医学部合格のためには、毎日何時間も勉強を続ける必要がある。しかし、途中でマンネリ化したり、勉強に疲れを感じることもあるだろう。確かに独りで学習を続けるのは辛い。だが、そのような時は予備校へ通うことを検討してはいかがだろうか。予備校によっては有名講師が在籍しているが、師らの授業を聞けば勉強も楽しくなるだろう。
当サイトは医学部予備校・大手予備校の紹介や、有名講師についてまとめたサイトだ。各予備校の違いはもちろん、どちらへ通うべきかなど、迷いやすいポイントを絞って解説している。また、有名講師のまとめ記事や各講師の授業スタイルについても触れているので、そちらもぜひ参考にしてもらいたい。
※この記事は講師の説明に特化するので、メディカルフォレスト(東京)に代表されるような合格率の高い有名な医学部予備校については、直接予備校のサイトで詳細を見るのがオススメだ。
医学部に合格するために有名講師の授業を受けるのはどうなのか?
冒頭でも触れたとおり、医学部へ合格するためには、1分でも多くの勉強時間を確保することが必要だ。たとえ1日10分でも1ヶ月で約5時間、1年で60時間の違いにもなる。こうした毎日の積み重ねが合格に関わってくるから、医学部受験性は様々なことを犠牲にして日々勉強している。
だが、本当にそれだけで合格するという保証はどこにもない。医学部は数ある学部の中でも最難関のレベルであり、生半可な学力では到底合格できないのが現状だ。それこそ学年でもトップレベルの学力が求められるだろう。そのため、誰かに勉強を教えてもらうことも医学部合格には欠かせないのである。もちろん独学で合格を掴み取る人も中にはいるが、たゆまぬ努力をした結果であり、想像を絶するほどの苦労を経験しているのだ。
そう考えると、大手予備校などで有名講師の授業を受け、学力を高めることも検討の余地がある。自分で勉強するより効率がアップするとも考えられる。しかし、教え方はどうなのか、本当に合格が近くなるのかなど、様々な疑問が浮かんでくるだろう。確かにこうした疑問も出ると思うが、有名講師の授業を受けるべきかは人によって答えが異なる。
教え方が上手なのは紛れも無い事実
まず有名講師の講義スタイルについてだが、教え方が上手なことは紛れも無い事実だ。これはどの予備校でも同じで、他の無名な講師よりも授業の教え方が上手なうえ、生徒からの評判も非常に良い。逆に教え方が下手なのに知名度が高いという、矛盾した講師は存在しないのだ。有名講師=教え方が上手・頭にすんなり入ってくる、と考えておけば問題無い。
では、どうして有名講師は教え方が上手なのか?その秘密は予備校独自の制度にある。特に大手予備校は、その知名度の高さと相まって多数の有名講師を抱えているが、実は定期的にアンケートを実施しているのだ。このアンケートでは、例えば内容を理解できたか、講師の教え方は適切だったかなど、授業内容についての質問を行う。もちろん結果は公表されるのだが、結果が悪い講師は即座に契約解除されてしまうのだ。つまり教え方が上手な講師はアンケートの結果が良く、選びぬかれた逸材ともいえる。
このような事情があるため、大手予備校の有名講師は指導が上手で、内容も理解しやすいのだ。ハズレはないといっても過言ではない。医学部を目指す人にとって、授業を理解しやすいことは大きなメリットになるだろう。
講師によっては最上位のコースの講義にしか出講していない場合もある
ただ、有名講師が在籍しているからといって、必ず授業を受けられるとは限らない。予備校へ通う人が勘違いしがちなことだが、有名講師といえど全ての授業を担当しているわけではないのだ。例えば、東進ハイスクールには林修先生という講師が在籍している。師は各種テレビ番組にも出演しており、主に現代文を担当している。だが、現代文の授業を担当しているわけではない。東大・京大二次試験の現代文授業”のみ”を担当しているのだ。
「東進ハイスクールに通えば林修先生の授業が受けられる」と勘違いした人も少なくないだろう。確かに師の授業を受けたいと思い、東進ハイスクールへ通う生徒も一定数はいる。しかし、上で触れたとおり講師によっては担当するコースが限られているのだ。意外な落とし穴ともいえるが、大手予備校を狙うなら注意してほしい。
もし有名講師の授業を受けたいなら、予備校へ入学する前に担当の科目・コースを確認しておくべきだ。むしろ必須といっても良い。そうしなければ、一度も授業を受けられないまま予備校を卒業することもあるだろう。ただし、途中で担当コースが変わる可能性もあるので、常に最新の情報をチェックしてもらいたい。
有名講師の授業を受けたからといって医学部に合格するとは限らない
有名講師の授業は理解しやすいことが魅力だが、講師ごとに担当する授業・コースが異なる点は注意が必要だ。しかし、有名講師の授業を受ければ医学部に合格できる、という保証も無い。これも勘違いする人がいそうだが、授業の分かりやすさと自分の理解力に直接の関係は無いからだ。
例えば講師の授業が分かりやすくても、それが身に付かなければ意味がない。授業を復習して、しっかり理解してこそ役に立つのだ。もし授業を受けても身に付かなければ、それこそ時間の無駄になる。そもそも有名講師といっても授業スタイルは師それぞれ違うから、人によっては合わなかったり、独特すぎてついて行けない場合もあるだろう。
本気で医学部合格を目指すなら、自分のレベルに合った講師の授業を受けるべきである。適正レベルの授業を受けることで学力がアップし、理解も深まるからだ。有名講師の指導を受けることも良いが、それにこだわる必要は無い。いずれにせよ、自分にとって最適な方法を考え、医学部を目指すべきである。
大手予備校に在籍する主な有名講師
とはいえ、やはり大手予備校へ通うなら一度は有名講師の授業も受けてほしい。ただ、どんな講師の知名度が高いのか分からない人もいるだろう。一口に有名講師といっても沢山いるが、以下で挙げる3人は全国的な知名度がある。それぞれ在籍する予備校は異なっているが、もし機会があれば特別講習を受講してみるのも良いだろう。
雲幸一郎
雲幸一郎先生は駿台予備学校に在籍する数学科の講師だ。師の授業は分かりやすいと評判で、特に数学の本質を突いた授業内容が高く評価されている。基本的に暗記は行わず、数学へ自然に慣れさせる独特の授業スタイルも特徴だ。板書はやや少なめだが、要所のみを書くところも魅力である。数学が嫌いな人でも、師の授業を受ければ苦手意識が無くなるだろう。
林修
上記でも少し触れた林修先生は、東進ハイスクールに在籍する講師である一方、タレントとしても活躍している。「いつやるか、今でしょ」のセリフはあまりにも有名だ。師の授業スタイルも独特だが、特に蛍光ペンを使い分ける点が大きな違いである。とてもカラフルだが、重要度に応じて使い分けているのが魅力だ。ノートを取る生徒にとっても分かりやすいため、受験にも活かしやすいだろう。
安河内哲也
安河内哲也先生は東進ハイスクールと東進衛星予備校で英語を教えている講師だ。師の英語力は凄まじく、TOEICで満点を記録したほどである。その実力は授業にも反映されており、分かりやすくて身に付く授業内容は高い評価を得ている。英語が苦手な医学部志望者は多いと思うが、一度授業を受けてはいかがだろうか。
大手予備校だけが選択肢では無い!
このように、大手予備校は多数の有名講師が在籍している。そのため大手予備校へ通うことも検討の余地があるが、医学部脂肪なら医学部予備校も候補に入れるべきだろう。医学部予備校は、医学部に特化している点が大手予備校と異なる。有名講師はほとんどいないが、医療業界の第一線で活躍した講師が多数在籍しているのだ。本気で医学部に合格したいなら、むしろ医学部予備校を選んだほうが良い場合もある。
だが、人によって適性があることも事実だ。ほとんどの人は医学部予備校が最適と考えられるが、有名講師の授業を受けたいなら大手予備校が良いだろう。このように、人それぞれ最適な選択肢は異なるため、自分にどちらが合っているかよく考えた上で判断してほしい。
プロフィール
ここから先は私のプロフィールだ。もし興味があれば目を通してもらいたい。
名前
「ハジメ」という名前だ。ネットを始めた頃からの流れで本名をそのまま使用している。
経歴
- 医学部を受験するも現役合格失敗
- 1~2浪時に大手予備校へ通うが、理系科目が伸びずに再び不合格に
- 3浪目に医学部予備校へ通い始め、ようやく国立の医学部合格を勝ち取った
- 現在は医学部を卒業し、とある大学病院の臓器・運動器病態外科部で勤務中