医学部受験における東進予備校の特色
数々の有名講師を抱えているのが東進予備校だ。東進ハイスクールと東進衛星予備校に分けられるが、この2つを合わせると多数の生徒が在籍している。
大学の合格実績も非常に多いが、医学部の合格実績も豊富だ。しかし、どうして合格実績が多いのか?その理由は専門のコースにあるのだ。
東進予備校では、医学部特進コースという専門のコースを提供している。同コースは超短期集中型であり、医学部合格に必要な学力を数日~十数日で身につけることが目的だ。一流の講師陣を揃えており、1日14時間みっちりと指導してくれる。医学部特進コースのみで合格を目指すのは無謀だが、短期間で学力を高めたいなら一考の余地があるだろう。
東進予備校の特色
冒頭でも触れたとおり、東進予備校には多数の有名講師が在籍している。「いつやるの?今でしょ!」で有名な林修先生や、理解しやすいともっぱら評判の今井宏先生も東進予備校在籍だ。他にもいるが、こうした有名講師の授業を受けられるのが東進予備校の強みといえる。
また、校舎の多さもメリットだろう。東進ハイスクール・衛生予備校を合わせると、ほぼ全国に校舎が存在する。このため、地方に住んでいる人も通学しやすいことが魅力なのだ。ちなみに在宅受講もある。校舎へ通えない人は在宅受講の利用も良いだろう。自宅で高水準の映像授業を受けることが可能だ。
東進予備校の評判
東進予備校は知名度の高い予備校だが、ネット上ではどのように評価されているのだろうか。以下に良い評判と悪い評判を挙げてみたので、もし迷っている人は参考にしてもらいたい。
良い評判
- カリキュラムが学力に合わせて柔軟に組める。勉強しやすい環境が整ってる。
- 進学率が良いことと、授業に取り残される生徒がほとんどいないことが良かった。
- 勉強熱心な生徒が多く、良い環境だと感じた。
- 自分の苦手な科目を重点学習できるのが良いし、マイペースに進められる。教材の量もちょうどよい。
- いろんな教材や授業があるので、自分の志望校・実力に合ったものを提案してくれる。
東進予備校の良い評判を見ると、カリキュラムや学習環境に関する評価の高さが分かる。特にカリキュラムの自由度や教材の量のバランスの評価が高い。勉強熱心な生徒が多いなど、切磋琢磨できる環境も整っているようだ。
その一方、東進予備校は悪い評判もいくつかある。以下にその一部を挙げてみる。
悪い評判
- 映像学習の質がイマイチなうえ料金が高額に感じた。
- ネット授業は分かりやすいが、本人もサボりやすいのが気になった。
- カリキュラムの自由度は高いが料金が高い。
- 授業内容は良い。でも料金はもう少し安くしてほしい。
- 校舎が近くて通いやすかった。でも料金が高いと思う。
他にも色々あるが、中でも気になるのは料金に関しての評判だろう。カリキュラムの割に高い、他校より割高に感じる、といった評価が多かった。また映像授業の質や、サボりやすい点に懸念を感じている人もいた。もし在宅受講を希望する人は注意してほしい。
主な合格実績
以下に東進予備校の医学部の合格実績を掲載する。いずれも一部だが、比較的難関校の合格者も多いようだ。
国立
- 札幌医科大学
- 東京大学
- 東京医科歯科大学
- 名古屋大学
- 京都大学
私立
- 慶應義塾大学
- 国際医療福祉大学
- 東京慈恵会医科大学
- 東京女子医科大学
- 東邦大学
全体としては国立の合格者が多く、私立の割合が低めだ。年度によって異なるが、国立:私立の割合はおよぼ6:4となっている。他の予備校だと私立の割合が高いため、東進予備校は珍しいともいえる。このような特徴があるため、国立狙いの人は東進予備校を候補入れると良いだろう。
それから、他の有名な予備校である河合塾の特色についても知っておくと比較することができて、より自分の意向に合った予備校を選べるだろう。ぜひチェックしておいて欲しい。